代表挨拶

医療関係者の方々に寄り添い、信頼され続ける企業を目指します
弊社は創業時より「人体の最大の臓器である皮膚の健康維持と、アンチエイジングを目的としたスキンケアプロダクトの活用と医療機関経営への貢献」を使命として、これまで全国のクリニック、病院の医師やスタッフの方々に信頼・満足される医療機関専売化粧品(プライマリースキンケアプロダクト)の製品開発を行なってまいりました。
製品開発にあたっては、医師や医療機関のスタッフの方々の声を大切にし、本当に求められている製品について従業員一丸となって日々議論を重ねております。また、医師や医療機関のスタッフの方々に扱っていただく製品であることから、弊社では化粧品原料の有効性についても、皮膚科学の専門大学や医療機関と連携をとり臨床試験や細胞試験を実施し、エビデンスの蓄積を行なっております。
とくに外用製剤原料の中で、生体内レドックス制御の中核分子の一つであるビタミンC誘導体と効率的な標的細胞輸送の為のDDSシステム(ドラッグデリバリーシステム)に注力し研究を行なっております。その中で生まれた「プライマリースキンケアプロダクト」が、多機能両親媒性ビタミン誘導体配合のAP5(エーピーファイブ)シリーズや、抗酸化ナノカプセル製剤を応用したSTI(エスティーアイ)シリーズなどです。
これからも医療関係者の方々に寄り添い、信頼され続ける企業を目指して、日々邁進してまいりますので、今後ともご支援、ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
代表取締役COO (最高執行責任者)永田 武

医師が求めるスキンケアの実現のために努力を続けます
弊社は、医療機関専用のメディカルコスメ、医師が開発に携わるドクターズコスメの育成と発展に特化した事業を行っています。ビタミンC誘導体を複数配合した処方力と独自DDS(薬物送達システム)による製剤技術で、市場拡大する両コスメ分野にイノベーションを創出し、国内に加え海外の医師とも連携したグローバルな展開を行っています。
25年にわたり、メディカル・ドクターズコスメに専念してきた同社は、日本皮膚科学会、日本形成外科学会などの学会と企業の共同開催セミナーを通じ、医師が目指すスキンケアのあり方を追求してきました。その結果導き出したのが、特殊なプロビタミンC(ビタミンC誘導体)を成分に利用するスキンケアプロダクトです。
ビタミンCは、ヒトの生存にとり必須の栄養素の一つであるとともに、ヒトの最大臓器である皮膚組織で最大比率を占めるタンパク質のコラーゲンの合成にとっても必須の成分でもあります。
つまり、皮膚を再生し健康を維持するには、目まぐるしく変化する化粧品成分のブームやトレンドに関係なく、ビタミンCが不可欠なのです。プロビタミンCは一般のピュアなビタミンCと異なり物理化学的性質を変えられるため、より医師の要望に近づけたスキンケア製品を作ることができます。弊社が開発した多機能持続型プロビタミン C「GO-VC」(化粧品産業技術展2021アワード技術部門賞受賞)は、両親媒性でありながら高い保湿性能を持ち、メラニン産生抑制、コラーゲン合成、抗シワ、抗菌性があります。さらに、バリア機能の強化、表皮再生促進機能などが確認され、安定性が高く、使用感がとても良い成分です。
弊社が開発したナノカプセルDDS技術「ナノスフィア」は、ラメラ構造の抗酸化プロビタミンCで構成され、膜内にプロビタミンCを含有するため、カプセル自体が美容成分であり、その内部に他の美容成分を安定して内包できる特性を持っています。脂性肌の角質層や毛穴に良好に浸透し表皮組織に長時間滞留するよう設計されています。
弊社はこれらの技術を医師のスキンケア製品に応用し、臨床試験に基づくエビデンスのある製品を医療機関専売の化粧品として提供し、これからも医師に寄り添い、医師が求めるメディカルコスメ、ドクターズコスメの実現のために寄与する努力を続けてまいります。
代表取締役CEO (最高経営責任者)伊東 忍(医学博士)